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アメリカ南部の家庭料理

ニューオリンズばケイジャン(Cajun)やクレオール(Creole)と呼ばれる料理でも有名。 ケイジャンはフランス人が伝えた料理、クレオールはスペインやフランスの血を引くクレオールの家庭料理。 現在は昔ほどその差はないようだ。ジャズ・フェスティバルで見つけたケイジャン料理を紹介。


ボイルド・クラウ・フィッシュ スパイシーなスープで生きたままアメリカ・ザリガニをゆで上げる。 食感はスパイシーで身があまりない海老と言った感じ。海老味噌も入っており珍味。ビールのつまみとして最高、しかしなんとなく泥臭い。文字通り土着の食べ物。

フレンチ・クォーターでもこれを食べた。強烈にスパイシーだった。作る人によってスープが違う。ジャズ・フェスの会場では 髪金のオネーチャンも美味しそうに食べていました。 価格は小:3ドル、大:5ドル程度(1999年5月)。

 

ガンボも店によって色々とバリエーションがある。スモーク・ソーセージ(?)、骨付きの肉、そして付け足しのパンとビーンズが皿の上にところせましと乗っかっている。

ビーンズは豆をただ煮込んだだけの料理。味はほとんどついていない。好みによりペッパー等をふりかけて味を調えて食べる。価格は3ドル程度。 間違いなく日本人はビーンズは苦手。1994年にメンフィスに行った時も、カフェでビーンズのランチを食べた。 バド・ワイザーのボトル込みで4ドル程度だったと記憶している。ガンボはジャンバヤラと並ぶアメリカ 南部の家庭料理。


ターキー・レグ。 何処までターキーかはさておきかなり美味い。食感はチキン。骨までしゃぶれる、贅沢を言えばソースが少し甘い。もう少し甘さを控えると良いだろう。 他にも沢山あります。

◇ソフト・シェルクラブ・サンド:脱皮直後の柔らかいカニを丸ごと揚げパンにはさんだサンド。ソフト・シェルクラブは日本では非常に珍しい食材。 ◇アリゲーター・パイ:ワニの肉をチーズであえてピザ風に仕上げた食べ物。ワニの肉も日本国内では入手不可。 ◇ジャマイカン・チキン:日本で言うところの焼き鳥風串焼 ◇レモン・スカッシュもお勧め


ジャズ・フェスの会場で見つけたお店。その看板には「GENERAL STORE」と読める。日本で言うところの万屋(よろずや)。 この手の店は世界共通?

このフェスティバルは音楽だけでなく世界の民族工芸品等もいろいろと展示即売されているので一日中会場にいても飽きる事はない。
入場料金は1日15ドル程度(1999年)。 また、この時期は雨期なので雨(スコール)が降る事も珍しくない。 快晴だと日焼けで真っ黒になってしまうので御注意!


フレンチ・クゥオーターのオイスター・レストラン(Acme Oyster House)で食べた生牡蠣。一般に海外旅行で生の食べ物は口にするな、と言われている。 しかし地元の人はここで普通に食事をしているので特に問題ないと判断。

少し泥臭い感じでしたがうまい。ビールと相性が良い。 値段は1ダース12個で10ドル前後(1999年5月)。これを食べたのは帰国日の午前中。ホテルからニュー・オリンズ国際空港までのシャト・バスを待つ時間にふらっとよった。 この店は1994年にメンフィス経由でニュー・オリンズに行ったときも立ち寄った。この時はレストランといった感じでなく、 オイスタ・バーといったこじんまりとした小さな雰囲気のある店だった。その後、増築したようだ。

アメリカの料理は、ハンバーガー、ただ焼いただけのステーキ、 パンケーキ等が思い浮かび「まずい」とのイメージが強いかもしれない。しかし、ここアメリカの南部はグルメな地域としても有名。見た目グロテスクな料理もあるが、ビーンズ以外はどれも美味しい。生牡蠣は初め恐る恐るでしたが体調を壊す事はなかった。「生の食べ物」は世界中どこでも平気な時は平気、あたる時はあたってしまうとの感覚が必要。

一方、高級なレストランもフレンチ・クォーターに沢山ある。ブレナンズの贅沢な朝食はとても有名。 ブレナンズとは南北戦争当時の優雅な生活の名残をイメージしているレストラン。夕食はジャケット着用が必要。ニュー・オリンズでブレナンズみたいなレストランに入った事はない、次回訪れた時には足を運んでみたいレストラン。ケイジャン以外のアメリカの食べ物では、例えば 西海岸ナパのカリフォルニア・ワインと、それこそただ焼いただけのステ-キも贅沢な組み合わせ。(C)TK

 
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