NEW ORLEANS
To the top
F.Q.
L. ARMSTRONG PARK

JAZZ FES.

B. STREET
CAJUN

ルイジアナの文化を祝福する祭典

ニューオリンズには1994年、1997年、1998年、1999年と4回行った。1994年はメンフィス経由でアムトラックでニューオリンズに。1997年、1998年、1999年はジャズ・アンド・ヘリテイジ・フェスティバルに行き生の音楽を聴いた。このフェスティバルはフェア・グラウンズ(競馬場)で開催されありとあらゆるジャンルの音楽、ロック、モダン・ジャズ、デキシーランド・ジャズ、ブルース、リズム・アンド・ブルース、ゴスペル等、がそれぞれのステージで繰り広げらる1970年が1回目の伝統を持つフェスティバル。 音楽だけでなくいろいろな国の民芸品や民族衣装等も沢山テントに出典され、世界民族の祭典といったフェスティバル。 以下に音楽のステージをいくつか紹介します。


Ray Ban stage

ご存知サングラスで世界的に有名なレイバンがスポンサーになっているステージ。この会場では一番大い。どちらかと言うとビッグ・ネームが登場する。過去にはファッツ・ドミノ、ロバート・クレイ、BB・キング等も演奏。1999年はスティーブ・ミラー・バンドが演奏。ステージ前は沢山の人。

   

Congo Square

アフリカ系音楽専門ステージ。1998年にはジャズ・ジャマイカも登場、ウォーター・メロン・マンを演奏。1994年にはアリ・ファルカ・トウ-レがライクーダーと共演。アリは西アフリカ・マリ出身のギター。アフリカとアメリカの音楽を結びつけた独自のスタイルを持つ。またイリエ・バイブレーションズ(IRIE VIBRATIONS)が「Sweat」を演奏。イリエは1990年N.O.で結成されたバンド。レゲエを主体とした音楽でボブマレーに強い影響を受ける。 有名どころのレゲイバンドが演奏すると、レイバンに負けないほど人が集まる。

   

Cox Jazz

ジャズ専門ステージ。ニュー・ヨークからのミュージシャンも数多く演奏する。しかしここはニュー・オリンズ、バンジョーがここち良く響く。プリザベ−ション・ホ−ルからのミュ−ジシャンも演奏。「聖者の行進」を色々なステージで聴きく事ができた。この曲はどのステージでもかなり盛り上がる。これ以上にないシチェエーション。

   

Gospel Tento

ゴスペルテント、圧巻。日本では聴くことのできない音楽。一言、ゴスペルと言ってもその形態、音楽は多種多様。しかし、人の声が主役である事は共通。ゴスペルとキリスト教とは切っても切る事はできないが、ここはごく自然な感じにキリスト教が存在している。とても「説得力がある音楽」。宗教とはごくごく自然に存在し、自然に感じるものなのかもしれない。この音楽の前では、日本人はゴスペルを歌えるか?なんて事はとても陳腐に感じてしまう。

   

House of Blues

ハウス・オブ・ブルースと言う名のアメリカで有名なライブ・ハウスがスポンサーをしているステージ。「本物」はフレンチ・クォーターにある。ボズ・スキャグも演奏していた。演奏しているミュージシャンは音楽で飯を食べている人、中には他に仕事を持ちこの時ばかりとミュ-ジシャンになる人も沢山いる。大きなステージではないが沢山人が集まる。ローカルバンドの演奏に合わせて皆が踊っていた。とてもかっこよい。音楽が生活に浸透している。

   

これが全部のステージではありません、半分程度紹介したに過ぎません。全部を回ろうとすると音楽をじっくり聴く事ができなくなるので会場を大きくひと回りした後、自分が気に入ったステージに集中。そうでもしないとこの大きな会場をただ徘徊する事になる。

ゴスペル、R&B、デキシー・ランド・ジャズ、これが私のベスト3。いずれも日本ではなかなか接する事ができない音楽。ここは音楽が生活の一部になっている。このフェステイバルを知ったきっかけは、NHK-BSでこのフェステイバルの模様(25th?)を見た事だと思う。これを見たのは1996年頃だったでしょうか。こんな面白いフェスティバルがあるのかと思い、これは実際に行くしかないとその時直感した。 音楽とビールが好きだったら絶対に楽しむ事ができる フェスティバル。(C)TK

To the top
F.Q.
L. ARMSTRONG PARK

JAZZ FES.

B. STREET
CAJUN