ルイ・アームストロングといえば、いまさらここで言うまでもなく「ジャズの父」として慕われており、ジャズを聴かない人の間でも、その功績は広く知れ渡っている。
ルイ・アームストロングは1901年8月4日に、ニュー・オリンズの貧困層が住んでいるエリアで生まれた。 1913年、ピストルを盗み出し少年院に送られ、指導教官からコルネット(ホルンから発展したトランペットの原型となった楽器)を教えられる。釈放後、クラブでミュージシャンとして演奏を始めた。
その後、活動の舞台をシカゴに移し、1930年代には有名なアーティストになっていた。 また1940年代にはビ・バップが全盛となったが、そんな時代の流れに囚われずにルイ・アームストロングは1920年代の
オリジナルのジャズ・スタイルに拘りを持ち広くファンに支持された。 1950年代、ルイ・アームストロングは世界中をツアーして回った。 自らの祖先の出身地ガーナには1956年に行き大歓迎を受けた。1971年(昭和46年)7月6日に亡くなった。
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