■Sunday Jazz Brunch
ニューヨークにはたくさんの音楽スポットがある。その一つがブルー・ノート、平日や週末は続々とビック・ネームが登場し、当然予約が必要な場合もある。しかしブルー・ノートに行ったのは日曜日の午後(
2004年5月2日) 。サンデー・ジャズ・ブランチで予約なしでブルー・ノートで生演奏を聴いた。メモ・アクベド(Memo Acevedo)と言う男性ボサノバ・シンガー。ステージに向かい左からハーモニカ・サックス、ベース、メモ・アクベド(ボーカルとパーカッション)、アコースティク・ギター、そしてチェロ、日本ではなかなかお目にかかる事がないバンド編成だ。全部で9曲演奏、覚えている限り、知っている限りのセット・リストを以下に示す。
●イパネマの娘(スタンゲッツ&ジョアン・ジルベルト)
●砂の岬(ミルト・ナシメント)
●ジェット機のサンバ(ミウシャ&アントニオ・カルロス・ジョビン)
●コルコバ−ド(スタンゲッツ&ジョアン・ジルベルト)
●ハウ・インセンティブ(アントニオ・カルロス・ジョビン)
オープニングはイパネマの娘。そしてジルベルトやジョビンの曲をたくさん取り上げていたのでわかりやすく楽しむ事ができた。
飛び込みで入ったブルーノートで、ボサノバを聴く事ができるなんて全然思っていなかったので感動。どことなくけだるい日曜日の午後の昼下がりにはボサノバがピッタリだ。
(2006年9月23日TK)
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